自律神経失調症の部屋

自律神経失調症についての体験談。薬やサプリメント、試してみて良かったことなどを紹介します。少しでも同じ症状の方のお役にたてたら幸いです!

冷え性の漢方薬

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今年は寒くなってから、冷え性がかなり悪化しました。

ひどい時はどんなに部屋を暖めても体の芯から冷えて眠れないほどでした。

 

生姜を毎日摂り入れたり、ウォーキングは続けていますがなかなか体質は改善されません。

 

なので今回は漢方の力を借りてみようと数種類試してみた結果を書きます。

 

まず、冷え性におすすめの漢方薬です。

 

当帰芍薬

加味逍遥散

桂枝茯苓丸

当帰四逆加呉茱萸生姜湯

 

 

<今回私が効果を感じた漢方薬

 

当帰四逆加呉茱萸生姜湯

この漢方薬を飲んだら5~10分後に、まず手がぽかぽかしてきました。

飲んだ数分後に効き目あり。

こんなにすぐに効果を感じた漢方薬は初めてでした。

他の漢方薬は飲んで1ヶ月様子をみてもあまり効果が感じられなかったり、なんだか暖かくなったかな?程度だったのでこんなに実感できたのにはびっくりでした。

 

他に試した冷え性漢方薬は加味逍遥散、桂枝茯苓丸があります。

 

そこで、私に何の生薬が合っていたのか調べてみました。

 

 

当帰四逆加呉茱萸生姜湯の生薬成分

・タイソウ …食欲不振、下痢、不安、興奮

・ケイヒ …手足の冷え、腹痛、下痢

シャクヤク …腹痛、痙攣通、血虚(血が不足し循環が悪いこと)

・トウキ …月経不順、腹痛、補血血虚を補うこと)

・モクツウ …むくみ、月経不順

カンゾウ …腹痛、下痢、動悸、腫れ物

・ゴシュユ …冷え血行障害、嘔吐、頭痛

・サイシン …感冒、頭痛、神経痛、歯痛

・ショウキョウ …健胃、嘔吐、食欲不振、発汗

 

<加味逍遥散の成分で冷え性に効果がありそうな生薬>

シャクヤク、トウキ、ボタンピ、ショウキョウ

 

<桂枝茯苓丸の成分で冷え性に効果がありそうな生薬>

ケイヒ、シャクヤク、トウニン、ボタンピ

 

この2種の漢方薬に入っていない成分で当帰四逆加呉茱萸生姜湯に入っている冷え性に効果的な生薬はゴシュユです。

 

なので、私の場合このゴシュユが今の冷え性の症状に合っていたようです。

 

漢方薬はかなり体質だったり症状によって合う合わないが出てきます。

今回の当帰四逆加呉茱萸生姜湯も冷え性の友達には全く効かなかったと聞きました。

なので自分に合った漢方薬を探すことが必要となります。

自分で飲むまで効き目はわからないので、冷え性でお悩みの方は必ず医師や薬剤師に相談して飲むことをおすすめします。

 

特に効かないからと何種類もの漢方を飲むことは成分が重複したり副作用につながることがあるので注意が必要です。

他の薬を飲んでいる方は飲み合わせもチェックしてもらいましょう。

 

春がくるまで、この漢方薬を続けてみようと思います。

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